里程標

明治26(1893)年の里程標(りていひょう)。東京や千葉県庁・佐倉、近隣町村などとの距離を表示しています。当時の町村ごとに建てられたもので、これは船形町の里程標。船形と那古を結ぶ道と木の根道との交点に建てられたものです。この近辺は古川新田として元禄地震の翌々年宝永2(1705)年に開発されました。このとき、どんどん川の流路は岩山を削って東寄りに付け替えられています。川名の町場は新町といわれていますが、この地震での隆起以後に人が住めるようになりました。