六軒町の山車

山車は明治20年代前半の作。大工は地元の吉野伝蔵。山車彫刻は後藤喜三郎橘義信により明治20年代後半完成といわれている。竜虎、孝子物語など見事だが、なんといっても、正面を覆うように置かれた桐と鳳凰は圧巻。この鳳凰を乗せるための山車といわんばかりのスケールと意匠だ。金箔が貼られたその姿は六軒町の勢いと重なります。人形は楠木正成。9月の「やわたんまち」、10月の「南総里見まつり」で見ることができる。