三軒町の山車

明治32年、地元大工石井熊次郎により旧北条北町の山車として建造される。北町と仲町の合併などの事情により昭和32年、旧北町より正式に三軒町が山車を譲り受ける。北条地区の中では最も大きく、重い山車。囃子座上部全面には珍しい珊瑚の彫刻が施されている。彫刻は国分の彫工・後藤喜三郎橘義信。人形は「武内宿弥命」。9月の「やわたんまち」、10月の「南総里見まつり」で見ることができる。