上町 諏訪神社の山車

人形は、国常立尊(くにのとこたちのみこと)。山車の詳しい歴史は不明であるが、明治の中期に地区の大工によって作られたと言われている。天保3年の銘がある太鼓があり、歴史のあるものと考えられる。彫刻は、後藤喜三郎橘義信の作の両面彫りで、高欄正面には急流を泳ぐ龍、左右に竹林の中の虎が施されて見ごたえがある。また、外高欄の4隅にある龍は、他の山車にない上町自慢のものである。