日蓮宗立教開宗の聖地として知られる日蓮宗大本山清澄寺は、天台宗の寺として開創されましたが、その後、真言宗を経て、昭和24年に日蓮宗へ改宗し現在に至っています。日蓮宗の開祖日蓮は、天福元年(1232)5月12日、12歳の時、小湊からこの寺に入り、道善法師に師事し、出家得度。勉学修行に励んだ日蓮聖人はさらに諸国を出て、各宗の奥義を学び建長5年(1253)4月28日、32歳の時帰山。旭が森で立教開宗の第一声をあげました。国指定天然記念物の「清澄の大杉(千年杉)」をはじめ、文化財等も多く点在しています。
清澄寺 清澄寺