崖観音(大福寺)

「船形山大福寺(だいふくじ)」という真言宗のお寺で、崖観音(がけかんのん)の名で親しまれています。本尊は、堂山(船形山)中腹の観音堂内陣の自然の壁に刻まれた十一面観音立像です。寺伝には、養老元年(717)に僧行基が、東国… 続きを読む 崖観音(大福寺)

洲崎神社(すのさきじんじゃ)

忌部一族による安房開拓神話に登場する安房忌部氏の祖天富命が、祖神の天太玉命を祀ったのが安房神社で、その后神の天比理乃咩命を祀ったのが当社であるといいます。平安時代の「延喜式」には「后神天比理乃咩命神社大、元名洲神」とあり… 続きを読む 洲崎神社(すのさきじんじゃ)

鶴谷八幡宮(つるがやはちまんぐう)

養老元年( 717年)に今の三芳村府中に創建と伝えられ、品陀和氣命(ほんだわけのみこと)ほか三柱が祀られています。鎌倉時代に現在地に移され、安房国の総社となりました。毎年9月の例祭には安房神社をはじめ、近郷10社の神輿の… 続きを読む 鶴谷八幡宮(つるがやはちまんぐう)

那古寺(なごじ)

那古寺は、板東三十三番納礼所、それに安房国札所第一番として、昔からの廻国巡礼の霊場です。寺伝には、行基開基、慈覚中興となっている真言宗の寺院で、本尊は木造千手観音像。室町期には、里見氏の帰依を受けて、寺運は隆盛しました。… 続きを読む 那古寺(なごじ)

小網寺(こあみじ)

真言宗の寺院で金剛山小綱寺といい、不動明王を本尊とします。かつては密教道場として隆盛し、里見氏からは15石、江戸時代は幕府から25石の寺領を与えられていました。境内には安房国札三十四観音の三十二番札所にあたる観音堂があり… 続きを読む 小網寺(こあみじ)

常楽山萬徳寺(じょうらくさんまんとくじ)

眼下に太平洋と伊豆諸島を望む高台に、巨大な釈迦涅槃(ねはん)仏が横たわっています。これはお釈迦さまの最期の姿を表したもので、仏教の修業を重ねた尼僧が仏の受記を得て、発願から22年の歳月を経て昭和57年(1982年)に建立… 続きを読む 常楽山萬徳寺(じょうらくさんまんとくじ)