安房開拓神話にまつわる神社で、安房神社の祭神天太玉命の后神天比理乃咩命を祀っています。西岬の洲崎神社と同神で、洲崎神社が拝所、当社が奥宮であるともいいます。もとは県道をはさんで反対側の魚尾{トオ}山に鎮座していましたが、… 続きを読む 洲宮神社(すのみやじんじゃ)
カテゴリー: 寺社仏閣
加知山神社(かちやまじんじゃ)
加知山<かちやま>神社は、古くは牛頭天王<ごずでんのう>といい、祭神は素戔鳴尊<すさのおのみこと>です。元禄の大地震大津波(1706年)仁浜の天王塚が浪欠したので1722年2代醍醐新兵衛明廣が敷地の日月に天王の社地を開き… 続きを読む 加知山神社(かちやまじんじゃ)
別願院(べつがんいん)
保田海岸近くにある別願院は、浮世絵の創始者・菱川師宣の菩提寺で師宣の御墓があります。師宣寄進の大吊鐘がありましたが、太平洋戦争の際に国家に供出しました。
存林寺(ぞんりんじ)
存林寺法堂須弥壇には初代波の伊八の傑作「波と兎図」、「波と宝珠図」の彫刻があります。また寺内墓地には、江戸時代後期、元名に安房の3名工の1人に数えられた石彫の名人、武田石翁の墓があるほか、出羽三山で修業した行人基が四基数… 続きを読む 存林寺(ぞんりんじ)
天寧寺(てんねいじ)
臨済宗建長寺派に属する瑞雲山天寧寺の境内には樹齢730年あまりといわれる柏槙(県指定天然記念物)があります。幹の太さは約3.90メートルあります。
妙本寺(みょうほんじ)
山間に見える妙本寺は、南北朝時代の創建で、日蓮聖人の孫弟子日郷聖人が開いた日蓮宗の寺院です。戦国時代には、房総の戦国大名里見氏の保護を受け、対岸の相模の北条水陣が襲ってくるのを見張る砦が築かれました。海に面した高台には合… 続きを読む 妙本寺(みょうほんじ)
琴平神社(ことひらじんじゃ)
境内にある手水石は、1806(文化3)年に館山仲町と大神宮村の人が奉納。灯篭は、館山海軍航空隊の建設工事を施工していた東京湾埋立会社(現:東亜建設工業)の船員と工員が、1930(昭和5)年1月に奉納したものです。『安房志… 続きを読む 琴平神社(ことひらじんじゃ)
稲荷神社(北条鶴ケ谷)
長尾藩の陣屋が鶴ヶ谷につくられた際、旧領地の駿河国田中(静岡県藤枝市)の城内から移されてきました。稲荷は藩主本多氏の鎮守で、廃藩後も旧藩士が葵恩会を結成して神社を維持してきました。境内には大砲の碑や、明治3年に横須賀の大… 続きを読む 稲荷神社(北条鶴ケ谷)
子安神社(こやすじんじゃ)
湊の鎮守。天正18年(1890年)には子易大明神として記録されています。修験の徳蔵院が代々別当として神社の管理をしていました。子安の名から安産の信仰があり、底の抜けた袋が奉納されており、境内には「青面金剛」の文字を刻んだ… 続きを読む 子安神社(こやすじんじゃ)
湊薬師堂(みなとやくしどう)
寛永21年(1644年)に薬師堂へ奉納された鰐口があり、これは山下郡湊村と書かれた江戸初期のものであることがわかります。参道入口には順礼講中間で寄進した地蔵像が祀られています。墓地には正徳元(1711)年の北条藩万石騒動… 続きを読む 湊薬師堂(みなとやくしどう)