ホンマチでは、小学生の女の子達が浴衣を着、手には竹を2本合わせて白半紙で巻いた軸の先端に、榊の枝と五色の弊紙を取り付けた「オンべ」と、日の丸の扇子を持ち、「オンドトリ」とよばれる4人が太鼓を囲み、歌を歌い、そのまわりを踊る「みのこ踊り」が奉納されます。
歌はとてもゆったりとした節まわしで、「ありがたや、鹿島浦では、みろくの船が続いた」との歌詞がありますが、これは海の守り神である鹿島の神がいる浜に、宝物をいっぱい積んだ弥勒菩薩の船がやってきて人々を救ってくれる、という意味です。礼祭日は6月30〜7月2日(近年はそれに近い週末)