安房の三名工

後藤利兵衛橘義光(初代後藤義光)  祭りにはさまざまな楽しみ方がありますが、山車や神輿に掘りこまれた彫刻に注目してみるのも楽しいものです。これらの多くは、明治から昭和にかけて活躍した房州後藤流とよばれる彫物師の作品です。… 続きを読む 安房の三名工

房総のミカリ習俗

(千葉県選択記録無形民俗文化財)洲宮神社の特徴は、物(もの)忌(い)みという習慣が今も守られていることです。物忌みとは、普段の暮らしとは違いいろいろな行いを慎むことで、イチノビにはワラや竹、ほうきを触ってはいけません。昔… 続きを読む 房総のミカリ習俗

洲崎踊り

洲崎神社では、2月の初午と8月の神社例祭に、地元ではミノコオドリと呼ぶ洲崎踊りを奉納します。この踊りでは航海の安全を司る鹿島の神を祀るために、悪霊払いになる鹿島踊りと、弥勒が訪れて富や豊作をもたらすという内容である弥勒踊… 続きを読む 洲崎踊り

山荻神社の筒粥神事

館山市豊房地区にある山荻神社では、毎年2月26日に、その年の農作物の豊凶を占うために筒粥の神事をおこなっています。古来、事の吉凶を判定する法として神意を問うために占卜が種々おこなわれていましたが、粥を使用した粥占神事もそ… 続きを読む 山荻神社の筒粥神事

古茂口の獅子神楽

神事に先だって悪魔払いの意味で奉納される神楽で、南房総・安房では神楽といえば獅子神楽を指すことが多くあります。古茂口の獅子神楽は、厄払いをもとめる家々を廻っておこなう1月15日の春祈祷の時に、また10月16日の日枝神社例… 続きを読む 古茂口の獅子神楽

厳島神社の湯立神事

館山市西川名にある厳島神社では、1月の第2月曜日に地元では「シオマツリ」と呼ぶ湯立神事をおこなっています。湯立とは、古来よりおこなわれていた神事で、神社の拝殿前の庭先で大釜に熱湯を湧かして、笹(竹の葉)をもって我が身や参… 続きを読む 厳島神社の湯立神事