建設時期については、1930年代半ば頃に工事がはじめられたとする説もありますが、この地下壕の建設に携わった旧館山海軍航空隊兵士の複数の証言から、1944(昭和19)年以降に建設工事が開始されたことや、1945(昭和20)… 続きを読む 館山海軍航空隊赤山地下壕
カテゴリー: 歴史文化
安房の三名工
後藤利兵衛橘義光(初代後藤義光) 祭りにはさまざまな楽しみ方がありますが、山車や神輿に掘りこまれた彫刻に注目してみるのも楽しいものです。これらの多くは、明治から昭和にかけて活躍した房州後藤流とよばれる彫物師の作品です。… 続きを読む 安房の三名工
市井原 獅子舞・神楽舞い
市井原の獅子舞・神楽舞は、八幡神社の例祭に奉納される神事舞踊です。国道127号線より長狭街道を東へ、保田川の清流を隔てた市井原地区で、三匹の獅子舞と神楽舞の二つに分かれて演じられます。起源は、定かではありません。獅子頭に… 続きを読む 市井原 獅子舞・神楽舞い
南房総地方のミノコオドリ
(国選択記録無形民俗文化財)南房総地方のミノコオドリは、相模湾西岸(神奈川県小田原市から静岡県東伊豆町)に分布する「鹿島踊」と歌詞や採物などに共通点がある一方で、南房総地方独自の地域的特色も見られ、同種の民俗芸能の分布を… 続きを読む 南房総地方のミノコオドリ
房総のミカリ習俗
(千葉県選択記録無形民俗文化財)洲宮神社の特徴は、物(もの)忌(い)みという習慣が今も守られていることです。物忌みとは、普段の暮らしとは違いいろいろな行いを慎むことで、イチノビにはワラや竹、ほうきを触ってはいけません。昔… 続きを読む 房総のミカリ習俗
神余(かなまり)日吉神社のかっこ舞
獅子の腰に付けた太鼓を羯鼓(かっこ)と呼び、雄・雌・子獅子の三匹で舞う神事舞を三匹獅子舞と呼びます。安房では、雨乞いのための奉納が特徴で、とくに「かっこ舞」と呼んでいます。館山市豊房地区の神余(かなまり)にある日吉神社で… 続きを読む 神余(かなまり)日吉神社のかっこ舞
洲崎踊り
洲崎神社では、2月の初午と8月の神社例祭に、地元ではミノコオドリと呼ぶ洲崎踊りを奉納します。この踊りでは航海の安全を司る鹿島の神を祀るために、悪霊払いになる鹿島踊りと、弥勒が訪れて富や豊作をもたらすという内容である弥勒踊… 続きを読む 洲崎踊り
山荻神社の筒粥神事
館山市豊房地区にある山荻神社では、毎年2月26日に、その年の農作物の豊凶を占うために筒粥の神事をおこなっています。古来、事の吉凶を判定する法として神意を問うために占卜が種々おこなわれていましたが、粥を使用した粥占神事もそ… 続きを読む 山荻神社の筒粥神事
古茂口の獅子神楽
神事に先だって悪魔払いの意味で奉納される神楽で、南房総・安房では神楽といえば獅子神楽を指すことが多くあります。古茂口の獅子神楽は、厄払いをもとめる家々を廻っておこなう1月15日の春祈祷の時に、また10月16日の日枝神社例… 続きを読む 古茂口の獅子神楽
厳島神社の湯立神事
館山市西川名にある厳島神社では、1月の第2月曜日に地元では「シオマツリ」と呼ぶ湯立神事をおこなっています。湯立とは、古来よりおこなわれていた神事で、神社の拝殿前の庭先で大釜に熱湯を湧かして、笹(竹の葉)をもって我が身や参… 続きを読む 厳島神社の湯立神事