存林寺(ぞんりんじ)

存林寺法堂須弥壇には初代波の伊八の傑作「波と兎図」、「波と宝珠図」の彫刻があります。また寺内墓地には、江戸時代後期、元名に安房の3名工の1人に数えられた石彫の名人、武田石翁の墓があるほか、出羽三山で修業した行人基が四基数… 続きを読む 存林寺(ぞんりんじ)

天寧寺(てんねいじ)

臨済宗建長寺派に属する瑞雲山天寧寺の境内には樹齢730年あまりといわれる柏槙(県指定天然記念物)があります。幹の太さは約3.90メートルあります。

妙本寺(みょうほんじ)

山間に見える妙本寺は、南北朝時代の創建で、日蓮聖人の孫弟子日郷聖人が開いた日蓮宗の寺院です。戦国時代には、房総の戦国大名里見氏の保護を受け、対岸の相模の北条水陣が襲ってくるのを見張る砦が築かれました。海に面した高台には合… 続きを読む 妙本寺(みょうほんじ)

稲荷神社(北条鶴ケ谷)

長尾藩の陣屋が鶴ヶ谷につくられた際、旧領地の駿河国田中(静岡県藤枝市)の城内から移されてきました。稲荷は藩主本多氏の鎮守で、廃藩後も旧藩士が葵恩会を結成して神社を維持してきました。境内には大砲の碑や、明治3年に横須賀の大… 続きを読む 稲荷神社(北条鶴ケ谷)

阿弥陀堂(あみだどう)

現在は八幡地区の墓地のお堂になっているが、明治になるまでは八幡神の本来の姿である阿弥陀如来を祀る本地堂であり、鶴谷八幡宮の付属施設として社殿の隣にありました。仏が人々を救うために神の姿を借りて現れるという本地垂迹説では、… 続きを読む 阿弥陀堂(あみだどう)

千灯院

真言宗の寺院で、江戸時代には八幡宮の領地から6石の配当を受け、社僧が住して仏事で八幡宮に奉仕した寺。八幡宮の別当を務めた那古寺の配下でもありました。境内には廻国修行者の鈴木七兵衛が建てた寛政5年(1793年)の廻国供養塔… 続きを読む 千灯院

白岩弁財天

この弁天の池の奥は鍾乳洞になっていて、白岩の名は鍾乳石のことだと思われます。徳川家光の頃に津波があり、その時小川をさかのぼってきた白蛇がこの池に入ったため宮を建てたと言われています。また昔はこの池の水が目薬などに使われた… 続きを読む 白岩弁財天