辻地区の神社です。手水石は弘化2年(1845)氏子の奉納によるもので、力石もあります。境内地からは奈良・平安時代の土師器片などが出土しています。
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八雲神社(やぐもじんじゃ)
正木の浜集落である川崎の鎮守です。拝殿の正面には明治19年(1886)の鳥居形銭額が奉納されています。境内の狛犬は江戸京橋の石工・藤兵衛の弟子・包吉のによる弘化4年(1847)の作。石灯籠は文政8年(1825)。社殿の中… 続きを読む 八雲神社(やぐもじんじゃ)
川崎安房堂
正木の川崎地区の堂。嘉永7年(1854)の百八十八ケ所供養碑があります。四国霊場・坂東・秩父の名観音霊場を巡礼した記念の塔です。そのほか出羽三山碑や明治31年(1989)の線刻六地蔵碑、寺子屋の師匠だった徳誉教善の筆子塚… 続きを読む 川崎安房堂
金比羅神社(こんぴらじんじゃ)【大芝】
那古の浜集落である大芝の漁業従事者が四国の金比羅様を祀ったものと考えられています。金比羅様は海難救済と豊漁の神として漁業者の信仰する神様です。昭和40年頃までにはこの場所は塚のようになっていて、ウオミヅカ(魚見塚)と呼ば… 続きを読む 金比羅神社(こんぴらじんじゃ)【大芝】
御霊神社(御霊大権現)【辻】
御霊大権現は疫病神で、疫病なんどの流行を鎮めるために村はずれに祀られることが多かったようです。ここは那古の辻に位置しますが、実は正木の川崎地区の飛び地にあり、川崎の人々の信仰をあつめる神様でした。天保21年(1841)に… 続きを読む 御霊神社(御霊大権現)【辻】
芝堂(那古)
那古寺の境外仏堂で、芝崎にある寺領区域の墓地です。墓石の屋号を見るといかにも街場らしく、全国各地から商人が集まったようで、「駿河屋・上総屋・大津屋・淡路屋・越後屋・鹿島屋・大和屋」などが見え、その他にも「伽羅屋・米屋・飴… 続きを読む 芝堂(那古)
浜弁財天
この辺りは、江戸時代の元禄16年(1703)の地震で隆起してできた土地です。弁天様は漁業神・水の神として親しまれていました。境内にある文政7年(1824)の手水石は江戸問屋中が願主として奉納したもので、おそらく那古の漁師… 続きを読む 浜弁財天
山之神神社
山の神を祀っている神社。明治30年の絵馬が奉納されています。江戸時代には、船形の祭礼に出るお船がここで飾り付けを行っていました。
金比羅神社(こんぴらじんじゃ)【浜三】
金比羅<こんぴら>神社は漁師の神様で、海上安全を祈って四国の金比羅様から分けてもらって祀ることが多く、ここも地元の漁師が浜に流れ着いた金比羅様のご神体を祀ったと言われています。
芝堂(堂の下)
西行寺の境外仏堂で、海潮山芝堂といいます。船形で魚の仲買をしていた大仲間が遭難者と思われる六人の霊を弔った安永5年(1776)の供養塔があります。大漁祈願の魚籃観音を描いた昭和11年(1936)の石碑や、如是畜生発菩提心… 続きを読む 芝堂(堂の下)