那古寺の境外仏堂で、芝崎にある寺領区域の墓地です。墓石の屋号を見るといかにも街場らしく、全国各地から商人が集まったようで、「駿河屋・上総屋・大津屋・淡路屋・越後屋・鹿島屋・大和屋」などが見え、その他にも「伽羅屋・米屋・飴屋・鍋屋・釜屋・丸屋・丸角屋・喜寿屋・三増屋・田村屋・坂本屋・宮沢屋・酒井屋・和国屋」など、商店の屋号が興味深く並びます。また、江戸初期の浄土宗の僧・雄誉霊厳の書を彫った、幕末の嘉永5年(1852)の名号碑があります。
那古寺の境外仏堂で、芝崎にある寺領区域の墓地です。墓石の屋号を見るといかにも街場らしく、全国各地から商人が集まったようで、「駿河屋・上総屋・大津屋・淡路屋・越後屋・鹿島屋・大和屋」などが見え、その他にも「伽羅屋・米屋・飴屋・鍋屋・釜屋・丸屋・丸角屋・喜寿屋・三増屋・田村屋・坂本屋・宮沢屋・酒井屋・和国屋」など、商店の屋号が興味深く並びます。また、江戸初期の浄土宗の僧・雄誉霊厳の書を彫った、幕末の嘉永5年(1852)の名号碑があります。