岩船地蔵尊

左側の地蔵は石でつくった船に乗っています。これはイワフネといって神の乗り物のこと。初めは念仏をして疫病除けを祈願する信仰でしたが、そのうち大漁祈願や海上安全が祈られ、新造船の安全祈願や船酔い防止の祈願に変わっていきました。大きいのは船形の念仏講で奉納したもので、後ろにたくさんある小さな舟型の石は、祈願がかなった人がお礼に奉納したものです。