ナマダとは、鋭い歯でイセエビなどを食い荒らす海のギャング、ウツボのことです。ナマダ漁は、沖合い1kmほどにエサになる大イワシを入れた竹カゴを仕掛けます。体長1m、重さ2kgほどのウツボが一カゴに10匹前後、1日の漁で100匹前後が水揚げされます。
漁港で頭を切り落とし、背開きにされ、一晩塩漬けにします。早朝3時半頃に竹竿に吊るされ、半日ほど天日に干して出来上がります。細く切り、鍋に入れたり焼いて食べるなど、まだら模様のグロテスクな姿に似合わず、なかなかの珍味として人気があります。もともとウツボを食用にするのは、九州・土佐・南紀白浜・鳥羽あたりが中心ですが、黒潮流域に沿って伝えられた漁具漁法とともに、食習慣も伝えられたということです。
住所 | 千葉県館山市相浜 |
アクセス方法 | 自動車:富津館山道路・富浦ICから国道127号410号で35分 電車・バス:館山駅からバス白浜行き「相浜停留所」下車徒歩10分 |
TEL | 0470-22-2000 |
FAX | 0470-23-3000 |
備考 | <お問い合わせ> 〒294-0045 館山市北条1879-2 館山市観光協会 |
メールアドレス | info@tateyamacity.com |