安房神社の祭礼

8月9日は、子供神輿渡御
8月10日は、本祭
祭典では、海の幸、山の幸を高山の如く積み成して、一家、一国の平穏弥栄が宮司によって祈られ、地区の代表、各種公共、産業団体の長が玉串を奉り、地域の人々の幸福を祈ります。
祭典後、神輿の出御となりますが、それに先立ち、神輿と舁夫「よふ、担ぎ手」を充分に祓い清め、神輿に御神霊をお招きする神霊移しの儀が行われます。
そして、愈々、舁夫たちの気合いもろとも御出発、御霊振り、
御神幸により、氏子区域の隅々まで大神様の御神威を各戸ごとに戴きます。昭和35年頃迄、祖先を偲ぶ浜降祭「お浜出」があり、猿田彦を先導に行列を組み相浜の海岸に神幸し、そこで、盛大な祭典が行われていました。
そして、夕刻になると拝殿脇の御仮屋には、近郷から集まった9社「洲宮、布良﨑、相濱、熊野、犬石、八坂、日吉、下立、松原、白浜」の神輿が奉安されました。

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