館山海軍砲術学校

 昭和16年、広い砂丘をもつ平砂浦を一望する佐野に、主に陸戦隊の幹部要員を養成する目的で、館山海軍砲術学校が開校しました。既に館山市一体は要塞化していた頃で、平砂浦も演習用地として使用され、砂防のため植栽した松林も伐採さ… 続きを読む 館山海軍砲術学校

鮪延縄漁(まぐろはえなわりょう)・安房節記念碑

 明治時代の布良は、マグロの延縄漁(はえなわりょう)が盛んでした。冬の荒波の中、厳しい自然と闘いながら、漁師の人たちがお互いを励ましあうために歌ったのが「安房節」です。 マグロの延縄漁は、江戸時代に紀州から移り住んだ漁民… 続きを読む 鮪延縄漁(まぐろはえなわりょう)・安房節記念碑

里見氏

元は足利氏の側近でしたが、徐々に勢力を伸ばし、1500年頃には稲村城を築き、安房を支配するための本拠地にしていました。その後、四代義堯(よしたか)は、房総半島全域に勢力を広げて、房総最大の戦国大名に成長したのです。しかし… 続きを読む 里見氏

八遺臣の墓

 城山公園の南麓にあり、丘陵斜面の横穴が埋没して奇妙な形をしていたため、「姥神様(うばがみさま)」とよばれて祀られ、かつて多数の人々がお参りしていたそうです。伯耆国倉吉において、里見氏十代目にして最後の当主となった忠義の… 続きを読む 八遺臣の墓

国分の孝子塚

 国分地区に、美しいツバキの花が生い茂った、小さな塚があります。孝子塚と呼ばれるこの塚にまつられているのは、平安時代に親孝行で朝廷から表彰された伴直家主(とものあたいやかぬし)という人です。 安房国に住む伴直家主という人… 続きを読む 国分の孝子塚

頼朝桜

源頼朝は石橋山の戦いに破れ、鋸南町に上陸し再起再生をはかりました。鋸南町では、その史実にちなみ河津桜に「頼朝桜」という愛称をつけています。「日本一の桜の里」を目指して、平成13年今日まで1万数千本が町内に植栽されました。… 続きを読む 頼朝桜

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鱚ヶ浦

鱚が浦からは、対岸の神奈川県観音崎から城ヶ島あたりまで眺望でき、空気の澄んだ日に見える青い富士山は、歌川広重の浮世絵、富士36景の一つ「房州保田海岸」として描かれています。年間を通して富士山を見ることができ、東京湾越しの… 続きを読む 鱚ヶ浦

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鋸山

鋸山は、南房総の玄関口にそびえる海抜329.5mの山です。垂直に切り立った岩壁は恐ろしいほどの高度感にあふれ、その名のとおり鋸の形をしています。千葉を代表する山の一つとして知られています。山頂からの眺めは、富士山はじめ関… 続きを読む 鋸山

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大黒山

大黒山展望台は、勝山海岸上にそびえる大黒山の頂上に設けられた展望台です。城の形をしている展望塔からは、眼下に勝山漁港や町並みがみえます。望遠鏡では伝説の島・浮島と東京湾を行き交う様々な船を手に取るように眺められます。天気… 続きを読む 大黒山

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