宮城の頼忠寺(らいちゅうじ)には、山門を入った右手に、太さ2.3㍍、高さ15㍍のナギの雌木がある。幹は円柱状でまっすぐに伸び、樹皮は紫褐色で滑らか、枝を長く垂れ下げる。葉は厚く、表は濃緑色で艶があり、丈夫な葉脈が縦に通っている。容易に切れないことから「弁慶泣かせ」の別名がある。樹勢もあり、秋には1㌢程の丸い実をつける。根元には芽生えが見られる。
宮城の頼忠寺(らいちゅうじ)には、山門を入った右手に、太さ2.3㍍、高さ15㍍のナギの雌木がある。幹は円柱状でまっすぐに伸び、樹皮は紫褐色で滑らか、枝を長く垂れ下げる。葉は厚く、表は濃緑色で艶があり、丈夫な葉脈が縦に通っている。容易に切れないことから「弁慶泣かせ」の別名がある。樹勢もあり、秋には1㌢程の丸い実をつける。根元には芽生えが見られる。