崖観音に並んである諏訪神社は船形の鎮守です。境内にある狛犬は元名村(鋸南町)の名石工武田石翁の作品です。稲荷祠のところに邪鬼があります。石段下には文政10年(1827)に江戸と内房の魚問屋が奉納した石灯籠があり、彫刻は元… 続きを読む 諏訪神社(すわじんじゃ)【堂の下】
投稿者: 南房総 花海街道
西行寺(さいぎょうじ)
浄土宗のお寺。その昔西行法師の妻「呉葉の前」が夫を探して船形へ来て亡くなりました。里人が葬ってその塚に柳を植えたのでこの地を柳塚といいます。後日訪れた西行がこれを聞いて西行寺を建てたと言う伝説があります。墓地に永禄七年(… 続きを読む 西行寺(さいぎょうじ)
岩船地蔵尊
左側の地蔵は石でつくった船に乗っています。これはイワフネといって神の乗り物のこと。初めは念仏をして疫病除けを祈願する信仰でしたが、そのうち大漁祈願や海上安全が祈られ、新造船の安全祈願や船酔い防止の祈願に変わっていきました… 続きを読む 岩船地蔵尊
稲原弁天
水をたたえた洞窟に祀られている弁天様で、那古小裏の白岩弁天の池とつながる洞窟といわれています。傍らの碑は、日露戦役で中国の松樹山(しょうじゅさん)攻撃で戦死した歩兵山根長吉の忠魂碑です。明治40(1907)年の建立で、題… 続きを読む 稲原弁天
稲荷神社
若一神社の末社。境内に文政9(1826)年の庚申塔、文政10年の金毘羅講供養塔、明治13(1882)年の古峯講の供養塔などがります。
日枝(ひえ)神社
川名の鎮守で、山王権現と呼ばれていました。那古寺の旧本堂から東北に位置して、那古寺の鬼門除けであったといい、那古寺の境内にある日枝神社はこれを分祀したものといわれています。石灯篭1組は似た形をしていますが、文化14(18… 続きを読む 日枝(ひえ)神社
長勝寺(ちょうしょうじ)
釜沼山普門院長勝寺といい、真言宗の寺。釜沼山は寺の裏山で野高と呼ばれ、かつて寺領の水田があり、水田の中央には弁天様が祀られていたといわれています。現在は本堂左手の池に移されています。本尊は地蔵菩薩で、南北朝期の木造坐像。… 続きを読む 長勝寺(ちょうしょうじ)
千日堂(せんにちどう)
修験等覚院の隠居所として戦国時代初期に建てられたといわれています。船形村名主家の墓所に、江戸初期の寛永年号の古い墓もあります。本尊は江戸時代初期の地蔵菩薩坐像。入口に享保18(1733)年の三界万霊塔、文政8(1825)… 続きを読む 千日堂(せんにちどう)
金刀比羅神社(こんぴらじんじゃ)【川名】
四国から来た漁師が江戸時代に建てたと伝えられています。手水石は、天保15(1844) 年のものです。
根岸三荒神(大六天神社)
根岸区の御霊神社(高皇産霊神(たかみむすびのかみ))・大六天神社(午頭(ごず)天王(てんのう))・竃神社(奥津彦之(おくつひこの)神(かみ))の三社を根岸三荒神(こうじん)と呼んでいます。御霊神社にある明治45年の水神宮… 続きを読む 根岸三荒神(大六天神社)