聖武天皇の天平13年(741)、国ごとに国分寺をおく詔がだされましたが、安房は天平宝字元年(757)に上総から分立した国のため、安房国分寺の創建はそれ以降の奈良時代末のことと考えられます。発掘調査の結果金堂基檀が確認され… 続きを読む 安房国分寺(あわこくぶんじ)
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布良崎神社(めらさきじんじゃ)
布良崎神社は近代社格制度にて諸社(民社)では一番位の高い藩社(県社)につぐ「郷社」になります。この小さな部落に郷社が存在することは非常に珍しく、当神社が現在の官幣大社である安房神社の前殿であるとこと、深い関係があると言わ… 続きを読む 布良崎神社(めらさきじんじゃ)
養老寺(ようろうじ)
真言宗の寺院で妙法山観音寺といい、別に養老寺の名で親しまれています。安房三十四観音の第三十番札所でもあり、本尊は十一面観世音菩薩立像。境内には石窟と独鈷水があり、いづれも役行者との関係を伝えていて、窟中には役行者の石像が… 続きを読む 養老寺(ようろうじ)
鉈切神社(なたぎりじんじゃ)
現在県道をはさんで山側の浜田にある社を船越鉈切神社、海側の見物にある社を海南刀切神社と呼んで区別していますが、かっては両社はひとつの神社として信仰され、浜田の船越神社を上ノ宮、見物の刀切神社を下ノ宮と呼んでいました。船越… 続きを読む 鉈切神社(なたぎりじんじゃ)
諏訪神社(すわじんじゃ)
館山駅から東へ5分。諏訪大社の祭神を祀る。900坪の境内には梅林や600株のシャクヤクも植栽され、4月下旬には「シャクヤク祭り」を開催。手水舎には水琴窟が備えられ、訪れる人々の心を癒しています。金箔を施した「黄金の鳳凰」… 続きを読む 諏訪神社(すわじんじゃ)
みささぎ島
紀元111年景行天皇より東国平定の命を受け、子である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が相模の国から上総の国へ船で渡るとき、海が突然荒れ、船が沈没寸前になりました。妃の弟橘姫(オトタチバナヒメ)は「海神の心をお鎮(しず)… 続きを読む みささぎ島
浮島
浮島は、勝山漁港の目の前にある周囲約780mの無人島です。浮島には次のような伝説が存在します。東国平定を成し遂げた日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の死後、父の景行天皇は皇子と同じ旅路をたどり、弟橘姫の供養も兼ね、浮島に着… 続きを読む 浮島
醍醐新兵衛
醍醐家は、関東(房総)捕鯨の祖と云われ、初代定明の時に勝山組と岩井袋組の船団を組織化し、江戸湾でツチクジラを捕獲した。定明以来代々醍醐 新兵衛を称し、捕鯨業の総網元・大名主として村を指導した。近代になると製油産業や缶詰工… 続きを読む 醍醐新兵衛
夏目漱石
明治の文豪、夏目漱石は、学生時代の夏休み、明治22年(1889)に保田に海水浴にやって来ました。友達5人と、昼は海水浴や鋸山散策、夜は酒盛りに囲碁、カルタと楽しく過ごしました。その時の紀行文「木屑録」によると、日増しにま… 続きを読む 夏目漱石
源頼朝
源頼朝は、治承4年(1180年)8月に伊豆で平家打倒の兵を挙げましたが、相州石橋山の合戦で敗れ、28日に同国土肥郷の真名鶴岬(現真鶴岬)から小船で脱出し安房の国房総へと逃れます。翌29日、わずかな供を連れて、鋸南町竜島に… 続きを読む 源頼朝